Sojourn は、写真の山から旅をどう組み直すのか
時間と場所は、すでにライブラリの中にある。Sojourn がそれを iPhone 内で一瞬にして、旅・日・場所へと戻す仕組み。
長い旅から帰ってカメラロールを開くと、千枚もの写真がひと続きのスクロールに溶け込んでいます。そこには物語がある——到着、寄り道、静かな午後——けれど、一本の長いリストに押しつぶされている。Sojourn の仕事は、その物語に形を取り戻すことです。
すでにあるものから始める
どの写真にもタイムスタンプが記録され、屋外の多くには座標も刻まれています。それで十分。Sojourn はタグ付けを一切求めません。カメラが自動で書き込んだメタデータを読み、そこから始めます。
まず「家」を見つける
旅を見分ける前に、Sojourn は何が旅でないかを知らねばなりません。時間の中で写真が最も濃く集まる場所——あなたの重心——を探し、それを家と呼びます。家から十分に遠く、十分に長く起きたことが、旅の候補になります。
切れ目で時間軸を断つ
人は、まとまって旅をします。Sojourn は写真を順にたどり、継ぎ目を見張ります。時間の大きな跳躍、地図上の突然の飛躍。その切れ目こそ、ある旅が終わり、次が始まる地点です。
旅とは、人生のうち、どこか別の場所で起きた一区間にすぎない。
各旅の内部でも、同じ手品をより小さな尺度で行います。距離と時間の同じ論理で、写真を日に、日を場所にまとめるのです。
名づけて、そして退く
各場所は端末内の地理データベースと照合され、本物の名前を得ます——都市、地域、国——どの照会も電話の外へ出ることなく。タイトルと道のりは、そこから自然に立ち現れます。京都と大阪、五日間、二つの都市。
この処理はほんの一瞬。しかもアプリを開くたびに走るので、昨日歩いた旅は、見上げた時にはもう綴じられています。アップロードも、くるくる回るアイコンも、誰かのサーバーを待つこともなく——ただあなた自身の旅が、その形を保ったまま、手のひらに返ってくるのです。